調子が悪い!と気づいた時、原因を探す前にまずやるべきたった1つのこと。
ご質問ありがとうございます!
全体的には「調子が悪いな」ということだけ感じるけど、どこがどうなっているのかまでは分からないことも多く、どのようにエネルギーを変えたらいいのかのアイデアも湧いてきにくいです。
そういう時はどのようにエネルギーの状態を立て直していったら良いのでしょうか?(富士熊さんより)
「こんにちは。
全体的に「調子が悪いな」と感じた時には、まず動いて、変えてください。
態勢を変える、その場所を離れる、深呼吸する、などどんなことでもいいので「動いて変えよう」と思ってください。
例えば部屋の片付けをしていたとしましょう。
そこで、だんだん自分の調子が悪くなってきたことを感じたとします。
その時には、部屋の片付けを一度やめて、動いて欲しいのです。
部屋を出る、水を飲む、ベランダに出る、なんでもいいのですが、とにかく動くのです。
立っていたら、座って目を閉じてもいいです。
調子が悪いという時に自分に何が起こっているかを感じるためには、その時に背後で走っているプログラムを一度停止させなければいけないのです。
プログラムを走らせたまま考えたり、観察しても、ちっとも気付けないし気分は変わらないし、余計に調子が悪くなってしまいます。
そのプログラムに乗って動いているとどんどんエネルギーが下がっていってしまいますので、ますます気づけなくなるのです。
そのために「自分は調子が悪いということに気づいているぞ」と意図した行動を起こすことが大切です。
「正体を見破るぞ!」と意図する前に、「何かがいるということには気づいているぞ!」と意図することが必要なのですが、この意図をよりしっかりさせるためには実際に動いてしまうことがいいんですね。
そうせずに頭の中だけで「なんでだろう」と考えながら、続けてしまうと、機会を逃してしまいますので。
そして例えば、「調子が悪くなってきた気がするから」キッチンに移動してお茶を入れて飲もう、と行動するわけです。
そうするとプログラムが停止するので、アイデアが湧きやすくなります。
「あれ、私って焦っていたのかな」とか、「怒っていたのかな」とか気付きやすくなるのです。
気付けばそのエネルギーが変わりますので、行動が変わります。
例えば「今日中に絶対終わらせないと」と思っていたことが「やっぱり明日までにしようかな」と思うことができたら、行動が変わりますよね。
そうすると機嫌が変わりますので、その後のタイムラインも違うところにシフトするわけです。
そして、大切なのは「全体的に調子が悪いな」と感じたら「それは重大なことだ」と思うことです。
調子が悪いというのは、些細なことではないのです。
エネルギーの状態が乱れている、枯渇している、滞っているということですから。
できるだけ「でもまぁ今は忙しいし」と後回しにしないことです。
あなたの機嫌は、あなたの世界の全てで、それ以上に重要なことはありません。
参考になれば幸いです。
ありがとうございました。」