距離の近い人は、自分を映す鏡。だから、自分の固定観念を発見できる!
先日行ったトークタイムで、こんな話題が出ました。
「他人にはどうこう干渉はしないけれど、家族にはつい、干渉してしまう。」
その時は、例えば家族の食べ物のこととか健康のことだったんですけど。
これって私も本当にあるなぁ〜と思いました。
他人は他人、自分は自分なんだけど、頭では分かってるんだけど。
でも、家族とか、ずっと一緒にいる人、一緒にいる時間が長い人となると、
他の人では気にならないようなことが、気になったり、心配になったり、
ついついお世話したくなるようなことがあります。
つい最近も、パートナーがメルマガを発行する!と意気込んでいたんですけど
めっちゃ大変そうで、眉間にしわを寄せているのがどうしても気になって。
「眉間にしわよってるよ〜」と言っても、すぐ、また寄るんです!
一瞬やめるけど、また眉間にしわを寄せてる!あー!
眉間にシワができちゃうよ〜〜そんなんじゃ〜〜って、まあ、別に、
人が眉間にしわを寄せててもほっときゃい〜んですけどね!!笑
他の人がそうなってるのは気にならないのに、目の前で彼女にやられるとなぁああ。
「それは距離の近い人は自分を映す鏡だからです。
距離が近い人、というのは、
「この人は自分だ」という認識が、より強い存在です。
それが家族、パートナー、友人といった、身近な人です。
だから距離の近い人は自分を発見するのに、最適な鏡なんですね
自分の固定観念を発見できるのです。」
じゃあ眉間のシワも?
「あなたは眉間のシワに固定観念があるのです。笑」
超ある!眉間のシワって不幸の象徴!みたいな~。
「でも、人によっては眉間のシワは、知的で素敵、だったりするのです。
哲学者のような顔…といったように。渋い素敵な顔、とかですね。」
なるほどね~~~。
確かに〜〜〜!
眉間のシワ=不幸っていうのは固定観念だわ。
全国の眉間にシワがある人に、失礼極まりない偏見ですね。
眉間にシワがあっても幸せな人なんていくらでもいるわ。
「固定観念は、気づくと消えます。
なのであなたは、彼女の眉間にシワががよっていても
おそらく前ほどは、気にならなくなるでしょう。
それが不幸だという証拠にはならないのですから。笑」
なるほどね〜さらっと解決。
面白いですね〜。
あと、彼女の気になるトコロといえばね〜。
すっごい指噛みするんです。爪とか、爪の付け根とか…。
でも、私には指噛みする癖はないんですけどね?
これは、鏡になっているわけ?
「なぜ指を噛みたくなるのか?ということです。
その心理が鏡なのです。
その癖が、あなたにとって、何を象徴しているのか?」
なぜ?
それは…。
自分が好きじゃないから?
だって自分を噛んでるわけだから、自分への攻撃ですよね。
「であれば、あなたの中に、自分を好きになりきれない部分があるということです。
その部分が気になってしょうがないことが、外の世界に投影されています。
あなたが100%自分のことを好きになってしまえば、
彼女の癖はまったく気にならないでしょう。
それどころか、世界に「気になること」なんて一つもなくなってしまうでしょう。」
しかし、それは相当なことですね。
自分のことを100%好きになるなんて無理です。
だって、人間だもの!
そこまで行くと、つまり解脱とかそういうことでしょう。
悟った人だったらそうなのかもしんないけど。
「自分を好きになる道というのは、そこに通じるのです。
ありのままの自分を発見した時、それが可能になります。
ありのままの自分を発見した時、世界は消えます。
生きる、ということは、自分を発見していく道です。
そのために「世界」というものが存在しているのです。
自分を発見するための鏡なのです。
世界は、あなたが、自分を発見するために存在しているのです。」
さらっとすごいことを言いましたね。
世界は私のために存在しているのですか?
「そうです。他に存在理由なんてありません。笑」
…えーと、話を戻します。
じゃあ、未だに彼女の指噛みが気になる。
というのは、「自分のことが嫌いな自分」のことを、好きになれてない。
あー、それ超あるわ。
自分のこともっと好きになりたい!と思ってる。
強く思ってる。
でも、その時に、好きになりきれない部分が嫌いになっちゃう。
その部分さえなければもっと好きになれるのに!みたいな。
「指を噛むことが何を象徴しているのか?ということです。
そこに、あなたが好きになれない部分、が隠されているのです。
その心理を端的に教えてくれているのです。」
ありがとう!